ゆるRMムーヴ

野性との仲直り

この11月はいろいろ揺れ動いた人も多いと思います。
いよいよ滝つぼに向かって急降下の直前にいるような時期に、不安やドキドキやわくわくを感じたり、方向が定まらないで混乱中の方もいるのかもしれない。
来たるべき大きな変化に向けて、情報を集めたり外に出て世間をみたほうがいいのかもしれないけれど、私の場合、全然そういう気が起きない。

文化的な活動への興味が薄れ、野性に向けて帰っていく方向に心も身体も向いている。

もともと、たぶん幼少のころから野性とは仲が良かった気がするし、カリフォルニアにいるときはその圧倒的な大自然に囲まれて、野性丸出しだったかもしれない。
その後、いきなり東京の大都会に引き戻されて、呼吸困難に陥ったことは容易に想像できるだろう。 野生動物がスマホを持つようになり、電磁波過敏症でボロボロになり、やっとのことで電波密度が低くて自然の豊富な小田原に転がり込んだ。

でも、小田原も文化度と歴史の深い街であるから、イベントや祭り、ボランティアなどで連日忙しい。
ある程度野性を抑えなければ、地域に混ざることはできない。複数の行事をかけもちして走り回り、それに加えて自分の活動のマネージメントもしないといけない日々には、だんだんと疲れてきていた。

そんな中でのコロナ騒ぎと、大規模な社会変化で、実はとても楽になった。
無理して人に付き合う必要がなくなったし、人との距離を置くようになった分、自然とのつながりが濃くなっていった。

植物や動物とのコミュニケーションが増え、野性とのつながりを取り戻すzoomクラスや自然の中でのワークショップに参加し始め、今まで見るチャンスのなかった自然派映画をオンラインで見る機会もでき、総じてインプットの量が増えてきた。
日本に帰国してからずっと、アウトプットするばかりで、自分の中の水分が枯渇していたのかもしれない。そこに本来の栄養素である自然の恵みをたっぷり含んだ水が、しみ込んできたような感覚。

野性の感覚、身体感覚を取り戻そうというセリフは、飽きるほど何度もFacebookなどに書いてきたし、ムーヴメントクラスでもたびたび言っている。これは本当に、これからの変化をサバイブするための必須条件なのだけれど、文化人たちにはなかなかピンとこなかったかもしれない。
でも、身体の奥のどこかで、キャッチしていてくれると嬉しい。

ここ10年ほど書いていたアメブロは、この3月、コロナ騒動が始まった直後に書いたブログで止まっている。タイトルは『野性の直感を磨く』。自分で読み返してみて、驚いた。この中に、コロナ以降私が繰り返しつぶやいてきたことが、すべて書かれてある。よかったら読んでみてください。
https://ameblo.jp/kittypaw/entry-12579772822.html

\ 最新のスケジュール・ご予約は下記のボタンからご確認ください。/

上部へスクロール