ゆるRMムーヴ

休むことを自分に許すこと

2022年になりました。
今年はいつもより、肩の力を抜いて、ゆったりとやっていいと言われている気がする。
そういう流れに差しかかっているのだろうから、無理やりがんばっても空回りするだろうし、これまで目的地に向かってまっしぐらだった姿勢に、少しよそ見をする余裕を与えていけるように感じている。
わざわざ「やっていい」という言い方になってしまうのは、やっぱり私も日本人。休むことにわずかながらに罪悪感を感じてしまうのかもしれない。

身体が満足するまで、好きなだけ休むということに、日本の社会人の方々は慣れていない。
実際、それは仕事場では許されないのが現状だろうし、自分でも自分にそれを許さない部分があると思う。自分に厳しくあるべき、これが日本人に刷り込まれているメンタリティなのだ。

楽になることを自分に許すこと、これはムーヴメントの中で動いていると、だんだんとできるようになってくる。でも、クラスを離れると、やっぱりもっと厳しく鍛えなくちゃいけないんじゃないか、とか、あんなにいい気持になってばかりではいけない、などと、自分を叱る声がよみがえってくる場合もあるのだろう。その声を無視できるようになるには、一度大きな病気をするとか、なにかしら意識の大転換が必要なのかもしれない。

2022年という年は、マリオン・ローゼンが亡くなって10年目、そして私がアメリカから帰国して10年目にあたる。ここらで一度静かに見直して、ゆっくりと今後に向けて充電する時期なのだろう。

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